piCOBOT® L High Payloadは、可搬重量を35 kgまで向上させます

piCOBOT® L の新モデル「High Payload」が登場します。piCOBOT® Large シリーズの中で、さらなる性能を実現した最新モデルです。高い信頼性でご好評いただいている現行 piCOBOT® L をベースに、可搬重量を 16 kg から 35 kg へと劇的にアップグレードしました。これにより、ロボットの設置面積や動作は変えることなく、より重く大きなワークを安心してハンドリングいただけます。
piCOBOT® L High Payload は、piCOBOT® L で定評のあるインテリジェンス、信頼性、そして優れた使いやすさはそのままに、より重いワークのハンドリングが求められるユーザーのために設計されたモデルです。把持荷重を 16 kg から 35 kg へと大幅に引き上げたことで、より大きなワークやマルチピック、さらには複雑なツーリングが必要となる包装・物流・組立ライン・マシンテンディングの現場で、新たな自動化の可能性を広げます。
PiabのpiCOBOT®プラットフォームをベースとしているpiCOBOT® L High Payloadは、スマートな真空機能をコンパクトな協働ロボットパッケージに統合できます。ES自動レベル判定(ALD)や自動ES状態監視(ACM)といった機能は、一貫したグリップ性能を確保しつつ、システムの状態に関する明確なフィードバックを提供します。自動タイマーブローオフ(ATBO)と自己検知ブローオフ(IBO)は、リリースの精密な制御によりエネルギー使用量とサイクル時間を最適化します。自己吸着防止(SAC)は幅広いワークに対して、安全で信頼性の高いハンドリングに貢献します。
メンテナンスおよびグリッパーの構成方法はこれまで通り簡単です。COAX®カートリッジの交換、点検、清掃は簡単に行えるため、過酷な環境下でもベストなパフォーマンスを維持し、ダウンタイム削減に貢献します。フォームグリッパーの構成に関しては、扱う製品の形状やサイズに合わせてグリップ面を選択できます。フォームグリッパーのチェックバルブにより、吸着面がワークに全て覆われていない状態においても、真空を維持しながら、ピッキングをすることが可能です。
piCOBOT® L High Payload では、新たに ISO 9409 80 インターフェースに対応しました。これにより、より幅広いロボットへのダイレクトマウントが可能となります。特に、増加した可搬重量を最大限に活かすために大型のエンドエフェクタが求められるアプリケーションにおいて、メカ設計や機械的な統合をこれまで以上にスピーディかつ容易に行うことができます。
piCOBOT® L High Payload は、可搬重量の増加と新しいインターフェース対応以外は、既存の piCOBOT® L とまったく同じ感覚でお使いいただけます。同一のフットプリント、同一の制御コンセプト、同一のスマート機能を備えているためです。これにより、現行システムをご利用中のお客様も、セルや工程の再設計を最小限に抑えながら、より高負荷なアプリケーションへスムーズにステップアップすることができます。
関連製品
piCOBOT® L HPは以下を補完します:
- 圧縮空気が利用可能で、より高い可搬重量が求められる現場におけるpiCOBOT® および piCOBOT® L モデル。
- あらゆる協働ロボットプラットフォーム向けにエンドエフェクタを最適設計できる、Piab の豊富なサクションカップ、グリッパーツール、アクセサリー製品群。