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Piab 真空コンベアによりコンタミ問題を解決

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Split unit vacuum conveyor

背景

製薬メーカーにとって、コンタミ防止(細菌汚染防止)は、重要な課題のひとつです。お客様は他社製リファービッシュ品のコンベアを使用していましたが、必要な流量を確保できないことから、コンベアに Piab MLL800 真空ポンプを使用することに決めました。ちょうど数か月使用した後、同社が製造・販売する製品で微生物汚染問題が発生し、大規模な調査が実施されました。汚染問題の原因はフィルターの不適切な洗浄方法(流しで洗浄)にあり、他社製品は本来の性能を一切発揮していませんでした。FDA による重点調査が実施された理由の1つは、この汚染問題です。そのため同社は Piab の製品に統一して、機器を一新することにしました。

ソリューション

お客様はドラムから粉末を打錠機まで搬送する工程において、粉末とフィルターが接触しない搬送方法を望んでいたため、Piabはスプリットタイプの真空コンベアを提供しました。すなわち、打錠機の上にはフィルターもポンプも付いていない空の状態の piFLOW®p ユニットを設置し、ここに別の piFLOW®p ユニット(フィルターとポンプを備えたユニット)を接続して、吸引および洗浄の役目のユニットと、製品を受け取る役目のユニットを分離する形にしたのです。このような場合、ポンプおよびフィルターを備えた piFLOW®p ユニットは、フロア内でアクセスしやすい場所に設置します。

結果

この事例は、Piab 製品が FDA 規格にも適合すること、そして Piab の優れたサポート体制を実証する機会となりました。これらは、担当者による社内テスト、アプリケーションエンジニアチームによる社内サポートやトレーニングの提供、そして注文を獲得した営業チームの努力の成果です。単に注文を処理するのではなく、顧客の生産性を第一に考える Piab の姿勢は、同社から高く評価されました。Piabの真空コンベアのスプリット設計は、コンベアのレシーバー(製品受け取り側)とフィルターを隔離したいというお客様のニーズを満たしました。 同社は細菌汚染について懸念していたため、フィルターを製品に接触させるのは避けたいと考えていました。

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