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繊細なワークを扱うためのユニークな真空ソフトグリッパー

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piSOFTGRIP® lifting a tomato

食品産業向け真空ソフトグリッパー「piSOFTGRIP®」

タビー(スウェーデン):弊社は新たなソフトグリッピングツール「piSOFTGRIP®」を自信を持って発表します。これは、特に食品産業のオートメーションでの使用を想定して開発されました。変わった形をしたものや表面が不規則なもので、軽量かつデリケートなワークを把持することが可能です。食品産業以外にも、玩具などの小型で不規則な形状のワークのビン・ピッキングなどにも利用できるポテンシャルを持ったグリッパーです。

piSOFTGRIP®の内部は空洞になっており、3本のフィンガーでワークを掴みます。すべて一体型の設計になっているため、シンプルで丈夫な製品になります。 真空駆動であるため、把持力は適用される真空レベルによって容易に調整および制御できます。

「piSOFTGRIP®は繊細なワークや、把持するのが難しいワークに対して費用対効果の高いソリューションです。このグリッパーは、直径50mmまでのワークを把持することが可能です。将来的にさらに大きなサイズのモデルを販売する計画をしています。]

と、PiabグローバルプロダクトマネージャーのLennart Rybergはコメントしています。

piSOFTGRIP®は、PiabのpiGRIP®シリーズサクションカップと同じ取付金具を使用するため、サクションカップと同じ
ようにインストールが可能で、制御も容易です。オプションのステンレス製取付金具は、水洗いができるため、洗
浄が容易に行えます。 直感的でユーザーフレンドリーな設計により、piSOFTGRIP®はオートメーション工程に容易に統合できます。製品の品質確保および全体的な生産性向上に貢献します。

piSOFTGRIP®真空グリッパーは、FDA 21 CFRおよびEU1935/2004規制に準拠して、食品との直接接触が承認されたシリコン(金属検知可能)で作られています。これにより、幅広い食品を真空グリッパーで取り扱えるため、食品産業におけるオートメーション化を拡張できます。新鮮で繊細な食品を、未包装の状態でも潰して損なう危険性なくハンドリングすることができます。

Piabの協働ロボット用グリッパーpiCOBOT®と組み合わせることで、piSOFTGRIP®は協働ロボットに柔軟なプラグアンドプレイ拡張機能を提供します。piCOBOT®とpiSOFTGRIP®は共に、圧縮空気節約機能(ES)が搭載されており、グリップとリリースの実行時のエネルギー消費量を大幅に削減できます。便利でアプリケーションフレンドリーなpiCOBOT®は、UR認定を受けています。

会社情報

Piabは世界各国のオートメーション産業にスマートなソリューションを提供し、e-コマース物流、食品、医薬、自動車およびその他の業界のメーカー/ユーザー様のエネルギー効率、生産性、作業環境の改善に貢献しています。Piab社の全従業員数は500名で、2018年の売上高はSEK 1.2bnを達成し、現地法人や販売店のネットワークを通じて約70ヵ国のお客様にサービス提供するグローバルな企業です。成長性があるセグメントと地域をターゲットとして、オートメーションおよびロボティクスにおける継続的な技術開発を活かし、Piabはグリップと移動ソリューションのグローバルリーダーを目指しています。

詳細情報

Kajsa Blixth, Chief Marketing Officer
Tel: +46 (0)8 630 25 00
E-mail: kajsa.blixth@piab.com

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