製造における高い生産性レベルは、自動化の幅広い導入によってのみ実現されます。しかし、これはユーザーが製品をうまく使いこなせるかどうかにかかっています。粉体や顆粒、微粒子の真空搬送ソリューションは導入が容易で、効率性に優れ、かつ持続可能でなければなりません。Piabは、新しいバキュームコンベア製品シリーズ、piFLOW®バッチ容量最適化により製造施設を進化させ続けます。
食品、製薬、化学市場での自動化レベルは、世界各国で新しい数々のソリューションが導入されることで急速に進んでいます。導入が進む背景には、製品の衛生性や従業員の安全の向上など自動化がもたらす明確なメリットがあります。消費者の要求の高まりや規制当局による法規も、メーカーがプロセスを見直さねばならない要因となっていますが、それでも投資に踏み切らない理由がいくつかあります。現在、工場における自動化プロセスはそれぞれが独立しており、工程が完全に連携していないケースが多く見られます。
さらに、導入をためらう主な理由のひとつに、組織が新しい技術を使いこなせないことがあります。訓練を受けた優秀な作業者が不足している上に、市場の流動性が高いため、一歩踏み出すことが難しくなっているのです。従って、導入される新しい機器はすべて、従業員の訓練に必要な時間を削減し、ヒューマンエラーの可能性を低減するために可能な限りユーザーフレンドリーである必要があります。
Piabは、上記の要件をすべて考慮してスタンダードなpiFLOW®バキュームコンベアの製品群やpiFLOW® バッチ容量最適化と呼ばれる新しい製品シリーズを開発しました。バッチ容量最適化の特徴は、メンテナンスが容易で、業界規格に対応しており、さらに生産性を劇的に向上できることです。
コンベアは、供給ポイントから粉体を取り込み、受け容器あるいは装置にバッチ単位で排出します。バッチ容量最適化にはレベルセンサーが搭載されています。コンベアが各サイクルで充填されると、センサーにより自動的に排出過程が作動します。作業者は、このようにコンベアを簡単にセットすることができ、自動レベルセンシングがさらに安全性を高めます。これにより機器の予期せぬメンテナンスを防ぐことができます。
「たとえ頑健で故障などしない産業装置であっても扱うのは人間です。当社は従業員が理解できないような自動化技術は導入してもらえないことを分かっています。この製品の導入は、新しいモバイル技術や他のパーソナル機器などの導入と変わりません。簡単に理解できるものであれば、ユーザーにとって導入は簡単になるでしょう」 と、真空搬送部門の製品管理ディレクター、Laura Katinaiteは述べ、こう付け加えました：「Piabは、使いやすいソリューションを開発する真のパイオニアです。スウェーデン企業である当社は、産業プロセスを進化させることにおいて長い経験を有しています。進化の取り組みこそが当社DNAの一部なのです。この新しい製品シリーズは、手動操作や機械的搬送の形態からの切り替えを考える企業にとってなにより使い勝手がよく導入しやすいものになるはずです。また、粉体搬送手段としての真空搬送体験を満足のいくものにしてくれます」
バッチ容量最適化の自動化レベルは、piFLOW®の製品ラインナップにおいては中程度となります。製品は、すでに良く知られた信頼性の高い標準製品シリーズから完全自動化真空搬送ソリューションの自動調整まで幅広くカバーしています。導入分野がどのようなものであれ、ニーズに合うpiFLOW®を選べます。
詳細情報
詳細は下記までご連絡ください。
真空搬送部門 製品マーケティングスペシャリスト Klara Stumpf
電話：+46 70 294 22 04
Eメール：klara.stumpf@piab.com
会社情報
Piab は、オートメーションを進化させ、オートメーション化された世界で、より安全で効率的な職場のための持続可能なソリューションを開発しています。ロボット用のグリッピングツール、高度な原材料搬送技術、現場スタッフ向けの助力装置などをご提供しています。当社の理念は、より良い社会づくりに貢献することです。当社が実践するあらゆる行動、つまり、全てのアイデア、交流、製品、ソリューションは、この理念に基づいています。当社の製品は、食品・飲料、自動車、包装、物流・倉庫、Eコマース、電子機器、化学、製薬、一般製造業など、あらゆる業界のお客様にご利用いただいております。
売上高約19億SEK、900名以上の従業員と4事業部門を持つPiabは、現地法人と販売代理店のネットワークから世界100か国以上のお客様にサービスを提供するグローバル企業です。2018年以来、Piabは、Investor ABの傘下にあるPatricia Industriesの所有下にあります。
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